意外と知らないジャグ連のシステムを理解しよう

2022/04/27

juggler
みんな大好きジャグラー。その内部抽選の仕組みを理解していますか?カウンターから乱数を1つ拾ってそれで判定される、そう思っているのではないでしょうか。
これは抽選の仕組みを説明する場合によく言われることですが、実際はそんな単純なものではありません。

では、ジャグラーの内部抽選の仕組みを説明していきましょう。
ただし、開発者ではないためあくまでも想像の域での説明になりますが、他機種や過去のパチスロの仕様から可能性の高いものとなっています。

これが北電子独自のシステム?

ジャグラーの抽選システムを説明する場合、よく「北電子独自の~」などと言われることがあります。北電子だけが何か特殊なことをしているイメージにも受け取れますが、これはあの「ジャグ連」について言われること。
いろいろな説がありますが、シンプルにジャグ連のような偏りを発生させるには、以下に説明するシステムが濃厚と言えるでしょう。

ハード乱数にRレジスタ乱数

判定用となる乱数は、主流となるハード乱数方式で取得していると思っている人は多いと思います。
もちろんジャグラーでもハード乱数を利用していますが、それ以外にメインCPUにあるRレジスタからも乱数を取得しており、これらの乱数をひとつに演算加工して最終的な判定用の乱数としています。

このように判定用の乱数が複数の乱数から生成される方式は、他のメーカーも採用しているため珍しいことではありません。

Rレジスタ乱数には特徴がある

ジャグラーの場合、Rレジスタから取得される乱数はBET数(投入枚数)が関係している可能性が高い他、この乱数には偏りが発生する場合があるため、最終的な乱数に影響を及ぼしている可能性があります。
この偏りの現象は、一定の時間(タイミング)によって起こり、それは一連の遊技操作の流れが一定化した場合に影響してくるとも言われています。
つまり、ジャグ連や突然の大ハマリといった現象は、こうした偏りが原因で引き起こされていると考えられるのです。

単純ではなかったジャグラーの抽選

話を戻してまとめますが、ジャグラーの抽選は乱数を1つだけ取得し判定をしているものではありません。
複数の乱数を演算加工して1つの乱数にし、それを判定しているのです。おまけにその乱数には偏りが発生する場合があるため、一定範囲の乱数が続くことがあります。
ジャグ連や突然の大ハマリは、こうした偏りの結果ということが言えるでしょう。

突然の大ハマリで店が何かしているなどと疑わず、それはジャグラーの仕様であることを理解して楽しみましょう。